革のある暮らし|財布・小物・バッグの革工房|千葉市・四街道市

革でつくる、革とくらす

ヌメ革の防水処理について

久しぶりの更新ですみません^^;
今日はお問い合わせを多くいただく「ヌメ革の防水処理について」です。

ヌメ革にとって大敵の一つが【水】です。
ヌメ革についた水滴をそのままにしておくと、たいていシミになってしまいます。
水滴がついてすぐに革を拭ければ良いのですが、お出かけ中など、そうもいきません。
そこで、今回は防水の方法を簡単にご紹介します。


当店では、コロニル社のヌメ革にも使える防水スプレーを使っています。
他の防水スプレーと比べたことがないのでなんとも言えませんが、とりあえず良い感じで使えています。
防水スプレーにはシリコン系とフッ素系があるのですが、ヌメ革には必ずフッ素系の防水スプレーを使ってください。

ヌメ革は、呼吸(?)をしています。
シリコン系の防水スプレーは、表面にシリコンの被膜を作っしまうので、革が呼吸をできなくなり、革の傷みの原因にもなってしまいます。
フッ素系スプレーは革の呼吸を妨げないので、ヌメ革の防水にGoodです。
シリコン系かフッ素かわからない場合は、革にも使える表示のある防水スプレーを使ってください。

防水スプレーの詳しい使い方は、防水スプレーに書いてある説明どおり行うのが良いかと思いますので、そちらを参考にしてください。


さて、上の写真ですが、防水処理をしてない革に水滴を付けた状態です。
水シミが革の表面に出てきているのがわかると思います。


水滴を拭いてみました。
しっかりシミができています。
シミも多少なら、乾けばもとに戻るときもありますが、大抵はシミ跡として残ります。
せっかくお気に入りの革製品を水シミだらけにするのはもったいないですよね。


今度の上の写真は防水スプレーをかけたあとで、水滴を付けたときです。
水滴の周りに水シミができていません。


水滴を拭いてみてもやっぱりシミになっていません。
防水効果がバッチリ確認できました(^^)

新品のヌメ革製品を購入されたら、まず防水処理をすることをオススメします。
新品のヌメ革製品のほとんどが防水処理されていません。
それで、防水スプレーをかけるときの注意なのですが、いきなり目立つ場所にかけないこと、です。
まず、目立たない場所(カバンの底面など)にかけて、防水スプレー自体でシミなどがつかないことを確認し、全体に広げてください。

革の防水スプレーで有名なのがコロニル社やコロンブス社ですね。
他のメーカーのものでももちろん使えなくはないので、自己責任で試してみてください。

防水スプレーをしてあっても、水滴を付けたままで放って置くとシミが付く可能性があるので、革製品は濡れたら早めに乾拭きしてください。
愛用の革製品をもっともっと長く使うための防水処理についてでした!

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